親知らずについて
親知らずは必ず抜く必要がありますか?
痛みや腫れがある場合、虫歯や歯並びへの悪影響がある場合には、抜歯をおすすめします。特に斜めや横向きに生えている親知らずはトラブルの原因になりやすいため、当院の口腔外科医が的確に診断いたします。
抜歯は痛いですか?
抜歯中は局所麻酔を使用するため、痛みはほとんどありません。術後の痛みも、お一人おひとりで程度も違いますが、鎮痛薬を処方し、しっかりと抜歯後のアフターフォローもさせて頂きます。
腫れやすいと聞きましたが本当ですか?
特に下顎の親知らずは腫れやすい傾向があります。術後2〜3日目に腫れのピークがありますが、術式の工夫と適切なケアで腫れを最小限に抑えるよう努めています。
親知らずが歯ぐきや骨に埋まっているのですが、抜けますか?
はい、当院ではCTによる精密な診断を行い、埋伏歯(まいふくし:骨に埋まっている状態)も安全に抜歯できます。経験豊富な口腔外科医が対応いたしますのでご安心ください。
抜歯にかかる時間はどれくらいですか?
通常は15〜30分程度で完了します。難易度の高い埋伏抜歯も、口腔外科の技術により効率的に行えます。
抜歯後は会社を休む必要がありますか?
症状によっては当日、翌日からお仕事に復帰される方もいらっしゃいますが、下顎や難症例の場合は1〜2日の安静をおすすめします。抜歯のタイミングなどお気軽にご相談ください。
抜歯当日に気をつけることは?
激しい運動、長時間の入浴、飲酒、喫煙は控えてください。また、強いうがいや刺激物の摂取も避けましょう。当日は詳しい注意事項を紙面でもお渡しします。
抜歯後の食事はどうすればいいですか?
麻酔が切れた後に、やわらかくて刺激の少ない食事(おかゆ、うどん、スープなど)を摂ってください。辛いもの、極端に硬いもの、アルコールは控えてください。
保険は適用されますか?
はい、親知らずの抜歯は保険適用となります。3割負担の方で3,000〜6,000円程度が目安です(CT撮影を含む場合、やや増加する可能性があります)。
大学病院でないと難しい親知らずは抜けませんか?
当院には大学病院口腔外科出身の担当医が勤務しており、難症例にも対応可能です。必要に応じて、より高度な医療機関への紹介も迅速に行えます。
抜歯が怖いのですが何か方法はありますか?
はい、親知らずの抜歯には静脈内鎮静法という眠っている状態で行う治療も行なっております。麻酔科医がしっかりと問診、抜歯中も管理しますので安心して行うことができます。残念ながら保険が効かないため自費診療となりますが、抜歯中の不安や怖さがないことから歯医治療が苦手の方、怖いなと抜歯に踏み切れない方にはおすすめです。ぜひお問い合わせください。