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ホワイトニングと歯のクリーニングの違い!白い歯を手に入れる方法を解説

こんにちは。東京都港区「虎ノ門ヒルズ駅」より徒歩1分にある歯医者「虎ノ門ヒルズ駅前歯科」です。

ホワイトニングと歯のクリーニングの違いを表す口元

歯を白くしたいと考えたとき、多くの方がホワイトニングや歯のクリーニングを思い浮かべます。

しかし、この2つの施術の違いを理解している方は少ないのではないでしょうか。この記事では、それぞれの特徴やメリット、選び方を詳しく解説します。

ホワイトニングとは?

ホワイトニングの施術の様子

ホワイトニングとは、歯の表面の汚れを落とすだけでなく、歯の内側にある色素を分解し、歯自体の色を明るくする施術です。専用の薬剤を使用し、歯のエナメル質に浸透させることで、歯の明度を高め、本来の白さ以上の輝きを目指せます。

近年では、加齢や食生活による黄ばみが気になる方、自然な笑顔に自信を持ちたい方、さらには結婚式や面接など特別なイベントを控えている方に選ばれることが多い方法です。

ホワイトニングの仕組み

ホワイトニングで使用される薬剤には、過酸化水素や過酸化尿素といった成分が含まれています。これらの薬剤は、歯の表面を覆うエナメル質に浸透し、その内側にある象牙質に沈着した色素を酸化分解する作用を持ちます。

この化学反応により、歯本来の白さを取り戻すだけでなく、さらに明るい色調に導くことが可能です。

大きな特徴は、歯を削らずに白さを実現できる点です。

ただし、人工歯や詰め物(レジンやセラミック)には薬剤が作用しないため、天然歯と人工歯で色の差が出る場合があります。

ホワイトニングの種類

ホワイトニングには、大きく分けて3つの方法があります。

オフィスホワイトニング

歯科医院で歯科医師や歯科衛生士が行うホワイトニングで、高濃度の薬剤と特殊な光を使用して短時間で歯を白くします。施術時間は1回あたり約30分~1時間程度で、1回の施術で効果を実感できるのが特徴です。

ただし、持続性は短く、数か月で再着色が見られることがあります。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは、歯科医院で作製した専用のマウスピースに低濃度の薬剤を入れて、自宅で行う方法です。1日数時間、または就寝時にマウスピースを装着し、ゆっくりと白くしていきます。

効果が現れるまでには、約2週間ほどかかる場合がありますが、色戻りしにくく、自然な白さを長期間維持できるのが魅力です。ライフスタイルに合わせて取り組めるのもメリットです。

デュアルホワイトニング

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせた方法で、即効性と持続性の両方を兼ね備えています。まず短期間で歯を白くし、その後ホームホワイトニングで白さをキープできるため、最も高い満足度を得やすい治療法です。

効果の持続期間と注意点

ホワイトニングの効果は永久的なものではなく、時間とともに再び着色していきます。持続期間には個人差がありますが、一般的な目安はオフィスホワイトニングで3~6か月、ホームホワイトニングで6か月~1年程度です。デュアルホワイトニングは、さらに長期間の持続します。

効果を長持ちさせるためには、施術後の生活習慣が重要です。特に、コーヒーや紅茶、赤ワイン、カレーなどの色素が強い飲食物は再着色の原因になります。これらを完全に避ける必要はありませんが、摂取後はうがいや歯磨きを心がけると良いでしょう。

また、喫煙は歯の黄ばみを進行させる大きな要因ですので、ホワイトニング後は禁煙することをおすすめします。

さらに、ホワイトニングはすべての人に適しているわけではありません。妊娠中や授乳中の方、重度の歯周病や虫歯がある方、知覚過敏の症状が強い方は、施術を控えるか歯科医師の判断に従う必要があります。

歯のクリーニングとは?

歯のクリーニングの様子

歯のクリーニングは、歯の表面や歯と歯ぐきの境目に付着した歯垢や歯石、着色汚れを取り除く処置です。歯そのものの色を変えるホワイトニングとは異なり、本来の歯の色を取り戻し、口腔内を清潔に保つことを目的としています。

虫歯や歯周病の予防において、非常に重要な役割を果たす施術です。

クリーニングの目的と効果

歯垢は、食べかすや細菌が固まって形成されたもので、放置すると歯石となり、通常のブラッシングでは除去できません。歯石や着色汚れを放置すると、歯ぐきの炎症や歯周病、口臭の原因になります。

クリーニングでは、専用の器具や超音波スケーラーを使って歯石を取り除き、歯の表面をきれいに磨き上げます。その結果、歯ぐきの健康を維持できるだけでなく、口臭の改善や爽快感を得られる点も魅力です。

クリーニングの方法

クリーニングには、主にスケーリングとポリッシングの2つがあります。スケーリングは、歯にこびりついた歯石やプラークを取り除く処置です。これに対し、ポリッシングは歯の表面を研磨し、タバコやコーヒーなどによる着色を軽減します。

さらに、表面を滑らかにすることで新たな汚れの付着を防ぐ効果も期待できます。必要に応じて、仕上げにフッ素塗布を行い、歯質を強化する場合もあります。

適切な頻度

クリーニングは一度受けたら終わりではなく、定期的に継続することが大切です。歯石や着色は、ブラッシングを丁寧にしていても少しずつ蓄積します。

一般的には3~6か月に一度、歯科医院でのクリーニングを推奨されています。歯周病や虫歯のリスクが高い方は、より短い間隔で受けましょう。

ホワイトニングと歯のクリーニングの違い

歯を白くしたいという目的で歯科医院を訪れた女性の検診の様子

歯を白くしたいという目的で歯科医院を訪れても「ホワイトニングとクリーニングのどちらを受けるべきか迷っている」という方も多いです。両者は似ているように思えますが、目的や方法、得られる効果には大きな違いがあります。

<ホワイトニングと歯のクリーニングの違い>

項目ホワイトニング歯のクリーニング
目的歯の色そのものを明るくする汚れや歯石を取り除き本来の色を戻す
方法薬剤(過酸化水素など)を使用し色素を分解スケーリングやポリッシングで物理的に除去
得られる効果自然な白さ以上の明るさを実現できる本来の歯の色まで回復できる
持続期間3か月~1年(方法やケアで変動)数週間~数か月
目的性審美性重視予防・清潔維持重視

ホワイトニングとクリーニングは、どちらも歯をきれいにするための施術ですが、目的や効果は異なります。まずは歯科医師に相談し、自分の歯の状態や希望に合わせて方法を選ぶことが大切です。

白く美しい歯を維持するためには、どちらか一方だけでなく、定期的なクリーニングと必要に応じたホワイトニングを組み合わせることが有効です。

ホワイトニングか歯のクリーニングかを選ぶときのポイント

ホワイトニングか歯のクリーニングかを選ぶときのポイントを説明する歯科医師

理想的な仕上がりを得るためには、自分の歯の状態や希望を踏まえた判断が大切です。ここでは、選択時に押さえておきたいポイントを解説します。

どのような白さを求めているかを明確にする

最初に確認したいのは、どの程度白くしたいのかという目標です。ホワイトニングは薬剤を用いて歯の内部の色素を分解するため、本来の歯の色よりも明るくすることができます。

一方、クリーニングは歯垢や歯石、表面のステインを取り除くことで、本来の色を取り戻す施術です。自然な白さで十分という方にはクリーニング、より明るい白さを求める方にはホワイトニングが選ばれています。

歯の状態や口腔環境を確認する

どちらの施術を選ぶかは、歯や歯ぐきの健康状態にも左右されます。ホワイトニングは健康な歯と歯ぐきが前提であり、虫歯や知覚過敏、歯周病がある場合は治療を優先する必要があります。

特に、エナメル質が極端に薄い場合や詰め物・被せ物が多い場合は、ホワイトニングによる色調改善に限界があるため注意が必要です。

一方、クリーニングは予防処置の一環であるため、幅広い方が受けられます。歯石が多く付着している方は、まずクリーニングで口腔内を整えてからホワイトニングを検討するのが理想的です。

効果の持続期間やコストを考慮する

ホワイトニングは、方法にもよりますがオフィスホワイトニングで3〜6か月、ホームホワイトニングでは半年から1年程度効果が続くとされています。再着色は避けられないため、維持するには定期的なメンテナンスが必要です。

一方、クリーニングは基本的に3〜6か月に一度の頻度で行いますが、費用はホワイトニングに比べて安価です。一時的に白くしたいのか、長期的にメンテナンスを続けるかによって、どちらを優先するか判断するとよいでしょう。

日常生活やライフイベントを踏まえて選ぶ

結婚式や写真撮影など、短期間で歯を白く見せたいイベントを控えている場合は、即効性のあるホワイトニングが良いかもしれません。

一方、特別なイベントはなく、日常的な口腔ケアを重視したい方は、クリーニングを定期的に受ける習慣を取り入れると良いでしょう。ホワイトニングとクリーニングを併用することで、より持続性の高い美しさを得ることも可能です。

歯科医師に相談してプランを決める

どちらを選ぶか迷ったときは、歯科医師に相談することが最も確実です。歯の状態や希望する仕上がり、予算に応じて方法を提案してもらえます。ホワイトニング前にクリーニングを受けることで薬剤の浸透が良くなるため、両方を組み合わせるケースもあります。

まとめ

ホワイトニングで歯が美しくなり笑顔に自信が出た女性

白く美しい歯を目指すには、ホワイトニングとクリーニングの違いを理解することが大切です。ホワイトニングは薬剤を使って歯自体の色を明るくし、理想の白さを実現できます。

一方、クリーニングは歯垢や歯石、着色汚れを取り除き、歯本来の色を取り戻す処置です。どちらを選ぶかは、求める白さや歯の状態によって異なります。迷ったときはまずは一度歯科医師に相談してみましょう。

ホワイトニングやクリーニングを検討されている方は、東京都港区「虎ノ門ヒルズ駅」より徒歩1分にある歯医者「虎ノ門ヒルズ駅前歯科」にお気軽にご相談ください。

当院は、妥協なき歯科医療を目指して幅広い治療に対応しています。虫歯・歯周病治療や精密根管治療、生体親和性、インプラント、矯正治療など、さまざまな診療を行っています。

ホームページはこちらWEB診療予約も受け付けておりますのでぜひご覧ください。

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